来自北東、昴宿星団

北東より来たれ、プレアデス

[急襲] 神子元島の美

伊豆半島の先には神子元島がある

Nikon Z6II, NIKKOR Z 14-30mm f/4S, 14mm, ISO 100, 1/500秒, f6.3

移動

伊豆半島下田市から 渡船 に乗せていただいた
午前3:30出航のため、睡眠時間のコントロールが一番難しいかもしれない

島内

Nikon Z6II, NIKKOR Z 14-30mm f/4S, 15.5mm, ISO 100, 1/6秒, f9

島の灯台に登るための階段がある
周辺の岩肌は脆く感じられたが、この辺りは 地域地質研究報告凝灰角礫岩および火山円礫岩 となっている
一塊のマグマが冷えて固まったというよりは、堆積で礫や砂利が固められたようで、非常にざらついた手触りであった

Nikon Z6II, NIKKOR Z 14-30mm f/4S, 20mm, ISO 100, HDR合成(1/80秒 1/13秒), f9

灯台付近はやや開けており、午前5時は日の出を拝むことができた

Nikon Z6II, NIKKOR Z 14-30mm f/4S, 19mm, ISO 100, HDR合成(1/80秒 1/13秒), f9

強い逆光のため、明暗比が非常に大きい状況だった
この写真に限らずではあるが、三脚を用いて カメラ内HDR合成 を設定し、以下のように2枚の写真を合成している

HDR合成比較

Nikon Z6II, NIKKOR Z 14-30mm f/4S, 19mm, ISO 100, HDR合成(1/60秒 1/15秒), f9

灯台は白黒の横縞模様で、小柄だが優美な佇まいをしている

Nikon Z6II, NIKKOR Z 14-30mm f/4S, 17.5mm, ISO 100, HDR合成(1/160秒 1/25秒), f9

灯台付近は更に開けており、利島の辺りには雲海が積まれている

Nikon Z6II, NIKKOR Z 14-30mm f/4S, 14mm, ISO 100, HDR合成(1/100秒 1/25秒), f9

先ほどと同じ灯台付近でも、島の内側方面には植物が少ない

Nikon Z6II, NIKKOR Z 24-120mm f/4S, 89mm, ISO 100, HDR合成(1/640秒 1/100秒), f9

利島はどこから見ても良い

Nikon Z6II, NIKKOR Z 24-120mm f/4S, 38mm, ISO 100, HDR合成(1/250秒 1/60秒), f9

灯台の向かいには慰霊碑が控えめに立っている

Nikon Z6II, NIKKOR Z 24-120mm f/4S, 105mm, ISO 100, HDR合成(1/160秒 1/60秒), f9

鉄筋コンクリートの壁は劣化していた

Nikon Z6II, NIKKOR Z 24-120mm f/4S, 120mm, ISO 100, 1/50秒, f9

柔らかい土の上で育つ軟弱者とは違う。この者(ソナレムグラ)は岩でも育つ

Nikon Z6II, NIKKOR Z 24-120mm f/4S, 48mm, ISO 100, HDR合成(1/320秒 1/125秒), f9

灯台の影の先には、白い航跡波が続いていた

Nikon Z6II, NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6S, 130mm, ISO 100, 1/640秒, f8

岩を砕くような白波が見える。神子元島はこのような無数の岩礁に囲まれている

Nikon Z6II, NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6S, 290mm, ISO 100, 1/400秒, f8

勢いがあって良い

Nikon Z6II, NIKKOR Z 14-30mm f/4S, 14mm, ISO 100, 1/320秒, f9

波が届かない高さに亀裂のような水溜りがある

Nikon Z6II, NIKKOR Z 14-30mm f/4S, 30mm, ISO 100, 1/320秒, f8

潮の流れは非常に激しく、ほとんど川の急流のような勢いがある

Nikon Z6II, NIKKOR Z 14-30mm f/4S, 18.5mm, ISO 100, 1/250秒, f9

灯台の方も撮ってみる

Nikon Z6II, NIKKOR Z 24-120mm f/4S, 120mm, ISO 100, 1/160秒, f8

カニ

Nikon Z6II, NIKKOR Z 24-120mm f/4S, 58mm, ISO 100, 1/640秒, f8

枯れた葉を足元に積んでいる辺りに苦労が偲ばれる

Nikon Z6II, NIKKOR Z 24-120mm f/4S, 24mm, ISO 100, 1/250秒, f6.3

船の勢いで岩礁がほとんど冠水した

Nikon Z6II, NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6S, 400mm, ISO 100, 1/500秒, f6.3

伊豆半島側のヨットも見える

Nikon Z6II, NIKKOR Z 14-30mm f/4S, 14mm, ISO 100, 1/500秒, f6.3

表題の写真。忍者返しのように反り立った崖の中から撮れた

Nikon Z6II, NIKKOR Z 24-120mm f/4S, 120mm, ISO 100, 1/500秒, f6.3

熱中症気味ではあったので名残惜しくはなかったが、遠ざかる神子元島は涼しく見えた
日陰のない炎天下の中でも釣人達は釣りをしており、無人島慣れしている人は大したものだと感心した

結語

やはり無人島は良かった
余計な人工物がない分、広角レンズの活用機会が多かったように思える
真夏特有の抜けるような空気感と、重く鈍い岩肌のコントラストが印象的だった