ダム湖
天候や時刻は湖面を変える
ダムの周囲
空気は澄んでおり、しばしば夜を待たずに月が見える
ここからは少しだけ歴史に触れる
付近の道の駅のそばには侘しい道がある
往時を偲ぶことさえ難しい竹林に神社跡があった
ダムが民家を沈めることは理解できていたが、その周辺にまでは想像が及ばなかった
信仰というものは、たとえ神社そのものが沈まなくとも、住民がいなければ成り立たないのだろう
終
ダム湖を撮っていたとき、とある男性に話しかけられた
彼はクレスト放流に向けて、ボートで湖上のごみ掃除をしていたらしい
クレスト放流を美しくしてくれた立役者はこうも話してくれた
「納得できるダムの写真が撮れない」
確かに難しい
つい自問してしまう言葉だが、今はただ旅の記録として気軽に公開したい
余
近所に生えてほしい